一般社団法人office ひと房の葡萄 代表理事 赤井 郁夫氏
夏に18~23歳の女性を対象とした自立支援型シェアハウスを立ち上げ、昨日2人目が入居。一人ひとりが事情の違うのでその人を見て支援を決めるためゆっくりのペースがいいかと思う。心の負担をどのように受け止め、自分で前を向くようにするかがとても難しく悩みながらやっている。個室5だが緊急の場合や自立できた後の里帰りの場所として1つは空けておこうと考えている。一緒に法人を設立した牧さんはそもそもひきこもりの若者の支援をしていた。引きこもりにならなためには学習支援が必要であると考えたが支援の必要な子供たちは家庭でほったらかしにされていて勉強する気持ちはあっても仕方がわからない。まずはこどもの社会的居場所がいると気づきぐれいぷハウスを作った。今回シェアハウスを作るにあたり目的外使用で市営住宅を借りる事ができた。4戸借りて2戸をシェアハウス、1戸をぐれいぷハウス、1戸を事務所としている。団地の困り事を手伝うようになり自治会との交流も出来て子供の居場所だけでなくみんなの居場所なのかなと感じ始めている。段々と視野を広めて地域に根付いた活動を目指している。