3月2日、福井県小浜市神宮寺の「お水送り」に田中会長と私達SI大阪-中央 会員7名で参加して来ました。
「お水送り」の前にSI若狭の会員の皆様と会食をして親交を深めました。FL締結後初めての交流で、美味しい海の幸のお料理と共に会話も弾みました。
今回、松明行列にも参加する為、皆で松明に願い事を書きました。
今年の来場者数は約2,800人で外国人の方も数多くいらっしゃいました。
神宮寺境内で行われる神事は、厳粛かつ雄大で約7mも有る巨大な松明を振り回しながら、もらい受けた火で私達も約1.8キロの松明行列に参加しました。何千もの松明が続いて揺らめく幻想的な光景は本当に見るも美しいものでした。
ここで再び大きなかがり火が焚かれて清められた後、鵜の瀬に到着するとこの聖水は10日あまりの日を経て奈良東大寺の二月堂へと届きます。
翌3月3日は福井県おおい町出身の直木賞作家 水上勉が昭和60年に開設した「若州一滴文庫」を見学しました。ここには水上勉の書籍2万冊を収蔵した図書館と竹人形劇場が有ります。子ども達に本と出会い、人生に夢を持って欲しいという強い思いが込められている建物です。
今回、小浜出身の私も初めて「お水送り」に参加し、若狭と関西がこうした形で繋がっている事を目のあたりにし、又会員の皆さん、SI若狭の皆様と同じ時間を共有出来た事にとても感激しました。
このお水送り→お水取りでようやく関西にも春がやって来ます。
国際親善と理解活動委員会委員長 山田久美子